命に関わる病気!猫の尿路結石の症状と原因、予防法について

 

寒いと人間もついついトイレに行くのが億劫になりませんか?私はなります。(あれ、私だけ?)

しかし!猫がトイレに行かなくなってしまったら要注意。

前回は腎不全についてで、今回はよく聞く尿路結石について!

猫に多い腎不全の前兆!おしっこでわかる病気と症状の関係

下部尿路疾患のSOSサインかもしれませんよ。

 

命に関わる病気!猫の尿路結石の症状と原因、予防法について

 

F.L.U.T.D.(下部尿路疾患)は、膀胱から尿道にかけての病気の総称です。

 

主に突発性膀胱炎や、頻尿、血尿、結石などによる尿道の閉塞など、いわゆるおしっこのトラブルを指します。

もともと猫は砂漠の生き物ですから、余分な水分を排出しないよう、少量で濃く凝縮された尿を出すつくりになっています。そのため尿トラブルも多いようですね。

特に多いのが「尿道結石」

 

おしっこの中に結晶ができ、それが集まって結石となり、

尿道に詰まったり膀胱を傷つけたりします!

その結果膀胱炎や血尿を引き起こし、尿道がつまっておしっこが出なくなってしまいます。

 

原因としては、

 

体内のマグネシウムやリン、カルシウムなどの過剰摂取、またはバランスが崩れて尿のph値が偏ること

ph値は数値が高いほどアルカリ性に、低いと酸性になります。phが6.6以上(アルカリ性)になるとストルバイト結石が、

逆に6.0以下(酸性)になるとシュウ酸カルシウムの結石ができやすくなります。

結石が出やすいph値は年齢によっても異なってくるそうですが、

だいたい理想は6.2~6.4。高すぎても低すぎてもダメ。シビアですね…

 

・水分摂取が少ないこと

 

気温の低い冬場は猫も運動量や水分摂取量が減ります。

普段ドライフードばかり食べているとなおさらです。

そうなるとより尿が濃縮され、結石ができやすくなります。

 

・トイレが汚れている、またはなにか気に入らない要因がある

 

また、オス猫はメス猫に比べて尿道が細く長いので、特におしっこが詰まりやすいようです。

 

命に関わる病気!猫の尿路結石の症状と原因、予防法について

 

ストルバイトなどの結石はある日いきなり出来るわけではなく、その前段階として結晶をつくります。

おしっこがキラキラしていたら、結晶が混じっている証拠です。

とはいえキラキラ??肉眼ではあまりよくわからないかも…

という人には、phチェックが出来る猫砂やphチェック用のティッシュペーパーなどもありますよ!

 

トイレに行っても長時間じっとして動かない、力んでも出ない、

食欲がなく元気がない…などの症状が見られたら、すでに症状が進んでいると思われます。

尿が出ないまま放っておくと1~2日で尿毒が全身に回り、命にもかかわります!

日頃から猫の様子はしっかり観察しておくことが大事です。

 

結石の治療は、まず尿道カテーテルを入れて結石を取り除きます。

その際麻酔が必要になる場合も多いです。

ひどい尿毒症を起こしている場合はそちらの治療も行います。

 

その後は経過を見つつ、phコントロール専用の療法食を与える食事療法に切り替えます。

ストルバイトとシュウ酸カルシウムでは治療の方法も違いますし、

まれにそのどちらでもない結石をつくるコもいます(尿酸塩など)。

必ず獣医さんの指示にしたがって、症状にあった適切な療法食を選びましょう!

 

結石を予防するには

 

・普段からミネラルバランスの整った食事をとること

・ウエットフードも取り入れて水分をとらせること

・飲み水はつねに多めに確保すること

 

・トイレはいつもきれいにしておくこと

・食事の時間は1日2回と定めて、だらだら食いをさせないこと

(これはなぜかっていうと…食後は胃酸の影響で体内がアルカリ性に傾くんですね。

空腹時間をつくることで、身体を酸性に戻してやることが必要というわけです。※ストルバイト結石の場合)

 

療法食の中には治療後も予防としてそのまま食べ続けることができるものもあります。

(ヒルズのc/d、ロイヤルカナンのphコントロール2など)

一度尿路疾患にかかった猫は何度も繰り返すことがあるようです。

しっかり予防して、寒い冬も猫と健康に暮らしたいですね!

 

命に関わる病気!猫の尿路結石の症状と原因、予防法について

 

 

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